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氷見市議会
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2008-09-10
>
平成20年 9月定例会−09月10日-目次
平成20年 9月定例会−09月10日-01号
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氷見市議会 2008-09-10
平成20年 9月定例会−09月10日-01号
取得元:
氷見市議会公式サイト
最終取得日: 2021-05-23
平成20年 9月
定例会
−09月10日-01号平成20年 9月
定例会
平成20年9月
氷見市議会定例会会議録
(第1号) ────────────────────────────── 平成20年9月10日(水曜日) ─────────────────────────
議事日程
(第1号) 第1
会議録署名議員
の指名 第2 会期の決定 第3 議案第64号から議案第77号まで、平成20年度氷見市
一般会計補正予算
(第3号)ほか13件及び報告第14号から報告第17号まで、
地方自治法
第180条による
専決処分
についてほか3件並びに認定第1号から認定第3号まで、平成19年度氷見市
一般会計
、
特別会計歳入歳出決算
の認定についてほか2件(
提案理由
の説明) 第4 議案第73号
氷見市議会議員
の報酬、
費用弁償
及び
期末手当
に関する
条例等
の一部改正について(
委員会付託
の省略、即決) 第5
議員提出議案
第6号
氷見市議会会議規則
の一部改正について(
提案理由
の説明、即決) ───────────────────────── 本日の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員
の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第64号から議案第77号まで、平成20年度氷見市
一般会計補正予算
(第3号)ほか13件及び報告第14号から報告第17号まで、
地方自治法
第180条による
専決処分
についてほか3件並びに認定第1号から認定第3号まで、平成19年度氷見市
一般会計
、
特別会計歳入歳出決算
の認定についてほか2件(
提案理由
の説明) 日程第4 議案第73号
氷見市議会議員
の報酬、
費用弁償
及び
期末手当
に関する
条例等
の一部改正について(
委員会付託
の省略、即決) 日程第5
議員提出議案
第6号
氷見市議会会議規則
の一部改正について(
提案理由
の説明、即決) ─────────────────────────
出席議員
及び
欠席議員
の氏名
出席議員
(18人) 1番 坂 田 恒 男 君 2番 大 門 茂 男 君 3番 谷 口 貞 夫 君 4番 酒 井 康 也 君 5番 古 門 澄 正 君 6番 村 田 正 示 君 7番 澤 田 勇 君 8番 嶋 田 茂 君 9番 島 久 雄 君 10番 久 保 健 三 君 11番 椿 原 俊 夫 君 12番 地 家 太 一 君 13番 松 木 俊 一 君 14番 堀 江 修 治 君 15番 松 波 久 晃 君 16番 中 村 治 平 君 17番 山 本 秀 君 18番 森 越 林太郎 君
欠席議員
(0人) ───────────────────────── 職務のため議場に出席した
事務局職員
事務局長
林 英 嗣 次長 野 満 主幹 山 岸 卓 郎 副主幹 野 村 佳 作 ───────────────────────── 説明のため議場に出席した者の職・氏名 市長 堂 故 茂 君 副市長 中 田 清 信 君 理事 前 辻 秋 男 君
企画広報室長永
田 徳 一 君
総務部長
尾 崎 俊 英 君
市民部長
丸 山 隆 司 君
建設部長
瀬 戸 三 男 君
産業部長
荒 屋 俊 春 君 防災・
危機管理監
会計管理者
大 澤 茂 君 林 英 男 君
財務課長
金 谷 正 和 君
教育委員会
委員長
橋 本 昭 雄 君
教育長
中 尾 俊 雄 君
教育次長
池 田 六 義 君
監査委員
代表監査委員指
崎 伊久雄 君
事務局長
泊 修 二 君
消防機関
消防長
干 越 正 則 君 ───────────────────────── 午前10時00分 開会 △開会の宣告 ○議長(
椿原俊夫
君) これより、平成20年9月
氷見市議会定例会
を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
出席議員
は18名で全員であります。 また、
今期定例会
における説明員の
出席要求
に対し、堂故市長、中田副市長、
橋本教育委員会委員長
、
中尾教育長
、
指崎監査委員
及び理事並びに
関係部
、室、次、課、局長、
管理監
の出席があります。 ───────────────────────── ○議長(
椿原俊夫
君) これより本日の日程に入ります。
議事日程
は、お手元に配付の
日程表
のとおりであります。 ───────────────────────── △
会議録署名議員
の指名 ○議長(
椿原俊夫
君) 日程第1
会議録署名議員
の指名を行います。
会議録署名議員
は、
氷見市議会会議規則
第81条の規定により、議長において、5番
古門澄正
君及び13番
松木俊一
君を指名いたします。 ───────────────────────── △会期の決定 ○議長(
椿原俊夫
君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会
の会期は、本日から9月25日までの16日間といたしたいと思います。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
椿原俊夫
君) 御
異議
なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。 ───────────────────────── △議案第64号から議案第77号まで及び報告第14号から報告第17号まで並びに認定第1号から認定第3号まで ○議長(
椿原俊夫
君) 次に、日程第3 議案第64号から議案第77号まで、平成20年度氷見市
一般会計補正予算
(第3号)ほか13件及び報告第14号から報告第17号まで、
地方自治法
第180条による
専決処分
についてほか3件並びに認定第1号から認定第3号まで、平成19年度氷見市
一般会計
、
特別会計歳入歳出決算
の認定についてほか2件を
一括議題
といたします。 △
提案理由
の説明 ○議長(
椿原俊夫
君) 市長から
提案理由
の説明を求めます。 堂故市長。 〔市長 堂故 茂君 登壇〕 ◎市長(堂故茂君) おはようございます。 本日、9月
氷見市議会定例会
を招集いたしましたところ、
議員各位
の御出席をいただき、誠にありがとうございます。 それでは、
提案理由
の説明に先立ちまして、諸般の状況について申し上げます。 まずはじめに、わが国の景気は、2002年から続いてきた
景気拡大
が最近の
原油価格
や
原材料価格
の世界的な急騰などにより
後退局面
に転じてきております。一方、戦後最長といわれる好景気の実感を味わえないまま、地方では既に
生産活動
の減退などによる収益の悪化が顕著に現われ、また燃料高のあおりで漁業の一斉休漁が実施されたように、農・
水産業
や
中小企業
の経営、更には
消費者
の
購買活動
にも影響が見られるに至っております。 こうした問題が山積するさなかにおいて首相の
退陣表明
となりましたが、地方においては、
消費生活
や
農林水産業
の経営、
雇用対策等
に関して的確な対策をできる限り早期に実行し、
地域間格差
に悩む地方の活力を再生することが急務となっております。 国政においては、地方や
生活者
の視点に立って諸々の課題の解決に取り組んでいただき、一日も早く市民の
暮らし向き
に対する不安を取り除くとともに、新たな
産業構造
の構築を目指した将来展望を示していただきたいものであります。 次に、
交流人口
の拡大などについて申し上げます。 去る7月5日、待望の
東海北陸自動車道
が
全線開通
して以降、
中京圏
がぐっと近くなったことによる観光の振興や
企業誘致
に大いに期待を寄せております。本市においても、
中京圏
での
PR活動
はもとより、先月には、
藤子不二雄A先生
にも参加いただいて忍者ハットリ君をメインにしたイベントを開催するとともに、海から里山までの様々な
地域資源
を活用した
体験メニュー
を提供するなど、新たな観光の切り口による氷見の
イメージアップ戦略
を展開いたしました。 開通後は、
能越自動車道
の氷見−
高岡北インター
間の交通量が昨年7・8月と比べ約12%増となり、海鮮館の
入館者
の増加数も3万2,800人に上り、率にして約27%増となるなど、目に見えてその効果が現れております。 一方、夏の観光の中心である
海水浴客
は、晴天が続いたにもかかわらず、前年よりも減少するなど、明暗が分かれた面もありました。今後とも、
東海北陸自動車道
の
プラス効果
が観光に波及するよう取り組んでまいりたいと思います。 なお、来る10月には、岐阜県美濃加茂市に出向いて氷見の
食文化
を発信する「四季を彩る
氷見三昧
」を開催いたします。また11月には、高岡市、小矢部市と協力して
名古屋市内
において「
ビジネス交流交歓会
2008
IN名古屋
」を開催し、
中京圏
に
本社等
を有する
優良企業
を招いて、
生活環境
や交通、
産業基盤
などの優れた
立地環境
や自然・
文化遺産
・
食文化
などの
観光資源
のPRに努めてまいります。 次に、
北大町市有地の利活用
について申し上げます。
東海北陸自動車道
の
全線開通
に続き、
本市活性化
の更なる起爆剤になるものと期待しております
北大町市有地
における「賑わいの場」の創出についてでありますが、これまで、市内の
関係団体
の
代表者
及び
学識経験者
で構成する「
北大町市有地利活用事業選定委員会
」を2回開催し、事業の進め方などについて検討を進めてきております。
委員会
では、応募のありました8件の
事業提案
について審査する一方、
誘客効果
の高い核となる
事業者
が必要であるとの御意見をいただいたことから、ただ今、その進出の
可能性
を探るなど様々な角度から検討を重ねているところであり、引き続き事業の
具体化
に努めてまいります。 次に、
市民病院
について申し上げます。 新
病院建設
につきましては、昨年8月に
建設予定地選定委員会
において、「現在地での
全面改築
」と「
北大町地先埋立地
での
移転改築
」の2つの
候補地
を選定いただきましたが、これと合わせて、最終的な決定に際しては、
指定管理者
の意向を尊重し決定することが望ましいとの御意見をいただいておりました。 このため、市と
金沢医科大学双方
で
建設プロジェクトチーム
を立ち上げ、これまでの
侯補地
をはじめ、更には新たにエリアを広げ、今後の
施設規模
・
医療機能
などを想定し
候補地
の絞込みを慎重に進めてまいりました。この結果、
金沢医科大学
の意向を踏まえながら、
市街地中心部
に比較的近いこと、
主要幹線道路
に面していること、更には地盤など地勢上や将来の
発展性等
から、415
号バイパス周辺
を最適との判断をいたしました。また、この結果については
用地選定委員会
にも詳細を御説明させていただき、御了承をいただいております。今後、市では一日も早く
病院建設
を実現するため、
地権者
をはじめ
関係地区
の皆様に対して御理解と御協力がいただけるよう全力で取り組んでまいります。 なお、
金沢医科大学氷見市民病院
では、この7月に新たに内科医2名が赴任されるなど
医療体制
の充実に努力いただいておりますが、市といたしましては引き続き医師の確保について強く大学へお願いしてまいります。 次に、今年度本市に交付される
普通交付税
について申し上げます。 このたび、国から、氷見市における今年度の
臨時財政対策債
を含む実質的な
普通交付税総額
は65億4,200万円となることが示されました。この額は前年度に比べると1億9,200万円の減額、2.8%のマイナスであり、当初予算との比較でも1億7,500万円下回る厳しい結果となりました。ここ直近の2年間を合わせますと、実に7億円余りの大幅な減額となるものであり、
自主財源
の乏しい本市の財政にとって極めて憂慮すべき事態であると受け止めております。 今年度の
普通交付税
は、
公共下水道事業
に対する算入率の大幅な引き下げなどに加え、
基準財政収入額
の算定において、国からの
税源移譲
の効果などにより、市の見込みを上回る市税が見積もられたことから大幅な減額となったものであります。今後は、
行政効率
を高めるなどして歳出の抑制に努め、収支の改善を図ってまいりたいと考えております。また、
市長会
や国会の先生方などを通じて、
地域住民
を守るために必要な
交付税総額
の確保について、これまで以上に強く国に対して働きかけてまいりたいと考えております。 次に、平成21年度の
予算編成方針
について申し上げます。 来年度は、
歳入面
では、市税は景気の動向などから収入増を見込める状況にはなく、また
地方交付税
は、総務省の
概算要求
にも見られるように、地方への配分額は削減の方向に進むことが避けられない状況にあります。 一方、
歳出面
では、
公債費
の償還は依然高水準にあり、加えて、
高齢化
の進展に伴い、
福祉費
をはじめとする
扶助費等
の
関係事業
の拡大も見込まれることから、今年度に続いて多額の
財源不足
が予想され、これまでにない厳しい
予算編成
になるものと見込んでおります。 このため、来年度の
予算編成
においては、「
集中改革プラン
」に掲げる改革の遂行はもとより、限られた財源を真に必要な事業に重点配分するなど、一段と厳しい
財政規律
をもって臨んでまいります。特に、市の裁量下にある事業については、
個別事業ごと
にゼロベースからの積み上げを原則とし、施策・事業の「選択と集中」を徹底いたします。 その一方で、学校の
耐震化
や
市民病院
の建設などの
市民生活
の安心・安全に不可欠な事業、そして地域を活性化する民間のリーディングプロジェクトヘの
支援事業
や北大町
埋立地
における
産業基盤
の
整備事業
などについては、氷見市の
元気づくり
のために、予算を優先配分するなどして確かな
予算編成
に努めてまいりたいと考えております。 次に、
能越自動車道
の整備について申し上げます。
氷見インター
から
氷見北インター
間2.8キロメートルにつきましては、現在、大野から稲積間において、平成20年度内の
供用開始
に向けて、氷見第6
トンネル工事
及び大野第2
高架橋上部工
・
舗装工事
が鋭意進められております。また、
氷見北インター
と国道160号を結ぶ
アクセス道路
については、市において
埋蔵文化財
の
発掘調査
に着手しており、今後、早期の
調査完了
に努め、
アクセス道路
の
本体工事
に遅れが出ないように取り組んでまいります。 次に、
高岡地区広域圏ごみ処理施設
について申し上げます。
高岡地区広域圏ごみ処理施設整備事業
につきましては、
高岡地区広域圏事務組合
が「
環境影響評価準備書
」を取りまとめ、先月29日より環境の保全の見地から関係する
地域住民
の意見を求めるため、公告・縦覧を実施いたしております。また、今月14日には、市役所において
準備書
の
記載事項
について
説明会
を行う予定であります。この後、これらの御意見を踏まえて「
環境影響評価書
」を作成することにいたしております。 次に、稲の
生育状況等
について申し上げます。 7・8月は
ゲリラ豪雨
にしばしば見舞われ、
柳田地区
の一部の水田において土砂の流入により収穫ができなくなるなどの被害がありましたが、総体といたしましては、適切な施肥や
水管理
などにより、
作況状況
は「やや良」と見込まれております。 今後は、農協をはじめ
関係機関
と連携し、刈取りや
乾燥調整
などの
稲作管理
の情報を提供するとともに、新米の出荷に合わせて、県外への
出向宣伝
でのPRやアンテナショップヘの出品などにより「おいしい
氷見米
」の
消費拡大
を図ってまいります。 転作の最
重点作物
のハトムギにつきましては、全国一の
生産地
を目指し、
作付面積
は75ヘクタールに拡大しており、今年も生育は順調でこれから収穫期を迎えます。市といたしましては、引き続き
機械化
による
生産性向上
など
特産化
への
取り組み
に対しまして支援してまいります。 また、低
タンパク米
「春陽」の栽培による地域おこしや
農業経営
の
規模拡大
に取り組んでいる
農事組合法人くるみ営農組合
に対しまして、
育苗ハウス
や農機具の
格納庫等
の
施設整備
に対して支援してまいります。 次に、豪雨による災害について申し上げます。 今年の夏は、氷見市でも記録的な「
ゲリラ豪雨
」に見舞われ、市内の各地で被害が発生いたしました。 まず、7月の4日と8日の早朝には短時間に70ミリから90ミリのまとまった降雨があり、その後、7月28日早朝には市内で
観測史上最高
となる1時間当たり68.5ミリの強い雨を記録いたしました。さらに、8月16日には
鞍骨観測所
で24時間
降水量
が210ミリに達するなど、
市内各所
で近年類を見ない
降水量
を記録いたしました。 これらの大雨で、一部の
地域住民
へ
自主避難
の呼びかけを行ったのをはじめ、
能越自動車道
が土砂崩れで通行止め、泉川では
県管理区間
の柳田地内で
左岸堤防
の決壊に見舞われるなど、住宅の浸水や水田・道路の被害が続出いたしました。 また、
市関係
の
公共施設等
の被害は、市道45箇所、農道33箇所、林道22箇所、河川12箇所、農地63箇所、
農業用施設
15箇所、急傾斜地・
治山関係
が35箇所で、被害額はおおむね3億円を超えるものと見込んでおり、
市民生活
に多大な影響を及ぼしました。
市といたしましては、早速、国・県の
所管事業
について
早期復旧
を強く要望したところであります。 また、市の
公共関連事業
についても、国・県などの
関係機関
と協議を進めており、
被災箇所
の一日も早い復旧を図るため、今
定例会
におきまして、当面、
復旧対策
に必要な予算を提案いたしております。 次に、
保育所
の統廃合・
民営化
について申し上げます。
柳田保育園
の
民営化
及び
氷見ひかり
第一
保育園
との
統合園
の建設につきましては、先般、地区並びに
保護者
の皆様から御理解をいただきました。これにより、来年4月の
柳田保育園
の
民営化
に向け、来月から
社会福祉法人西光苑
へ保育の引継を始めることといたしており、そのための
補正予算
を計上するとともに、女良・久目両
保育園
の廃止を含めた条例の改正を今
定例会
に提案いたしております。 また、
上庄保育園
につきましては、国道415
号谷屋大野
間の整備が進められることに伴い施設の移転が必要となることから、
用地取得
及び造成に係る
補正予算
を提案いたしております。 次に、
子育て家庭
への支援について申し上げます。
子育て家庭
の精神的・
経済的負担
の軽減を図るため、県の助成を受けて、本年4月1日以降、新たに
子ども
が生まれた家庭へ「とやまっ
子子育て応援券
」を配布いたします。この
子育て応援券
は、10月から一時保育や病後児保育、
子ども
の一時預かりなどの保育・
育児サービス
のほか、
予防接種
や
乳児健康診査
などの
保健サービス
にも利用できるものであり、今
定例会
にその
所要経費
を提案いたしております。 次に、
小中学校
将来
計画等
について申し上げます。
少子化
という社会の大きな流れにあって、未来を担う
子どもたち
により良い
学習環境
を整備することは、市政の中でも最も重要な責務であります。このため、去る7月末には地域の
代表者
にも同席をいただいて第1回の
小中学校統合審議会
を開催し、
小中学校
の再編と
適正配置
などを内容とする
小中学校
将来計画について諮問をいたしました。
審議会
では、「
事務局
から計画のたたき台を示し、議論を重ねていきたい」、「
危険性
の高い校舎は早期に
耐震化
すべき」などの御意見をいただきました。 また、今月の4日には、
女良小学校
と
比美乃江小学校
を視察していただいた後、第2回目の
審議会
を開きました。
審議会
では、
小中学校
将来計画の素案を提出したところ、地域の事情を考慮した案のほかに、より長期的な展望に立った新しい案の提示を求める意見や
複式学級
の解消、
小中併設校
の設置などの発言がありました。今後は、様々な見地から検討がされ、年内を目途に答申をいただきたいと考えております。 また、
学校施設
の
耐震化
の
取り組み
についてでありますが、昭和56年の新
耐震基準
以前に建設された
耐震補強
が必要と考えられる小学校5校、中学校2校について今年度内に
耐震診断
を終えることにいたしております。来年度以降は、この結果と
小中学校
将来計画を踏まえて、必要な
耐震化
を順次計画的に進めてまいりたいと考えております。 次に、
高校再編
について申し上げます。
県立高校
の
再編統合
については、先月4日の
県教育委員会会議
で、
有磯高校
と
氷見高校
が
再編統合
された新高校の
学科構成
や
教育内容
、魅力ある
学校づくり
のための仕組み、
設置場所
、
学校規模等
の素案が示されました。 素案では、これまで市が要望してきた内容がおおむね取り入れられており、
学科構成
については、仮称でありますが、
普通科
と
農業科学科
、
海洋科学科
、
ビジネス科
及び
生活福祉科
の
職業系専門学科
を併設することとし、
学校規模
は全体として1学年7
学級程度
、
設置場所
は
氷見高校
の
校舎等
を活用する方向で検討するとしているのであります。今後、
県教委
では、早ければ年内にも新高校の
実施計画
を策定したいとのことであります。 市といたしましては、今後、氷見市
高校教育振興懇話会
や議会と協議などをさせていただきながら、これからの社会を担うたくましい人材が育つ
学習環境
の整備を念頭に置いて、
施設設備
の充実や
跡地利用
も含めて
高校再編統合計画
に適切に対応してまいりたいと考えております。 次に、
氷見運動公園
の整備について申し上げます。
氷見運動公園レクリエーション広場
は、開放感あふれる芝生の上で軽
スポーツ
が気軽に楽しめる憩いの広場として利用されており、特に近年は、
パークゴルフ
に対する人気が
愛好者
の拡大とともに急速に高まっております。 これを受けまして、平成18年度からコースの増設に取り掛かっており、本年度は
財団法人日本宝くじ協会
からの助成を受けて
附帯設備
や
安全施設等
の整備を進め、明年春には
県大会
なども開催できる本格的な
パークゴルフ場
としてオープンを予定いたしております。
パークゴルフ場
の
管理運営形態
といたしましては、効率的な
管理運営
を図る必要から、
有料施設
として
指定管理者制度
を導入いたしたいと考えており、本
定例会
におきまして、これに伴う
都市公園条例
の一部改正を提案いたしております。 さて、今年の夏は
北京オリンピック
に代表される
スポーツ
の祭典の話題で国内外が盛り上がりました。本市においても、去る8月1日から京都府で開催された「第21回
全国小学生ハンドボール大会
」女子の部において、「
仏生寺スポーツ少年団
」が見事、
全国優勝
を果たしました。
全校生徒
40名の
小規模校
の
チーム
の健闘は、
スポーツ
を志す
子どもたち
に多くの勇気と感動を与えるとともに、氷見市の
小学生チーム
によるここ3
大会連続
の
全国制覇
は「
ハンドボール
の
聖地氷見
」の名を全国に轟かせたのであります。 また、男子でも「
窪スポーツ少年団
」が準優勝という輝かしい成績を収め、地元においても喜びに沸き立ったところであります。 両
チーム
の選手、監督及び
関係者
の皆様には、全国の大舞台で立派な成績を上げられたことに対し心からお祝いを申し上げます。これからもますます練習に励まれ活躍されることを期待いたしております。 それでは、今
定例会
に提案いたしております諸案件について御説明申し上げます。 はじめに、
一般会計
及び
特別会計
の
補正予算
であります。
補正予算
の規模は、
一般会計
で7億1,411万円の増額、
事業会計
・
特別会計
で4,292万円の増額となっております。
一般会計
では、
豪雨災害
による
農地施設
・
林業施設
及び
公共土木施設
の
復旧事業費
をはじめ、
小中学校施設
の
耐震化推進事業費
、
保育所民営化推進事業費
、
生活路線バス維持対策事業費
、
財政調整基金積立金
などを計上したものであります。 これらの財源といたしまして、国・
県支出金
9,013万円、市債4,520万円、繰越金5億4,937万円などを充てることにいたしております。
事業会計
及び
特別会計
では、水道
事業会計
など7会計において所要の補正を行うものであります。 次に、予算以外の案件について申し上げます。 条例関係では「氷見市有線テレビジョン放送条例の一部改正について」など5件を、その他案件では「氷見市環境浄化センター汚泥処理機械設備更新工事の請負契約の締結について」をそれぞれ提案いたしております。 報告案件では「
地方自治法
第180条による
専決処分
について」など4件を、また認定に関する案件では「平成19年度氷見市
一般会計
、
特別会計歳入歳出決算
の認定について」など3件をそれぞれ提案するものであります。 以上をもちまして、諸般の状況及び今
定例会
に提案いたしました諸案件の説明とさせていただきます。 何とぞ、慎重審議の上、可決をいただきますようお願い申し上げます。 ───────────────────────── △議案第73号 ○議長(
椿原俊夫
君) 次に、日程第4 議案第73号
氷見市議会議員
の報酬、
費用弁償
及び
期末手当
に関する
条例等
の一部改正についてを議題といたします。 △
委員会付託
の省略 ○議長(
椿原俊夫
君) お諮りいたします。日程第3で
一括議題
とした案件のうち議案第73号については、
氷見市議会会議規則
第37条第3項の規定により、
委員会付託
を省略し即決いたしたいと思います。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
椿原俊夫
君) 御
異議
なしと認めます。よって、議案第73号は即決することに決しました。 △採決 ○議長(
椿原俊夫
君) これより採決いたします。 議案第73号
氷見市議会議員
の報酬、
費用弁償
及び
期末手当
に関する
条例等
の一部改正についてを原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(
椿原俊夫
君) 起立全員であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────── △
議員提出議案
第6号 ○議長(
椿原俊夫
君) 次に、日程第5
議員提出議案
第6号
氷見市議会会議規則
の一部改正についてを議題といたします。 △
提案理由
の説明 ○議長(
椿原俊夫
君)
議員提出議案
第6号について、提出者から
提案理由
の説明を求めます。 12番 地家太一君。 〔12番 地家太一君 登壇〕 ◎12番(地家太一君) ただいま議題となりました
議員提出議案
第6号について、提出者を代表して
提案理由
の説明を申し上げます。 6月11日に成立し18日に公布されました
地方自治法
の一部改正に伴いまして、
氷見市議会会議規則
の一部を改正しようとするものであります。 今回の
地方自治法
の改正は、普通地方公共団体の議会の議員の活動のうち、議案の審査や議会運営の充実を図る目的で開催されている各派
代表者
会議、正副
委員長
会議、全員協議会等についても、会議規則に定めることにより議会活動の範囲に含まれ得ることを明確にしようとするものであります。 これまでは、これらの会議は慣例的な会合との位置づけから正規の議会活動とは見なされていませんでしたが、法改正後は、既に自治法上に規定されている本会議、常任
委員会
、特別
委員会
などと並び、自治法上に根拠を持つ正規の議会活動となるものであります。 詳細につきましては規則案新旧対照表のとおりでありますが、
議員各位
には事情を十分御了承のことと存じますので、全会一致の御賛同をもって原案のとおり御可決を賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由
の説明といたします。 ○議長(
椿原俊夫
君) お諮りいたします。ただいま議題となっております案件は、事情十分御了承のことと存じますので、即決いたしたいと思います。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
椿原俊夫
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
議員提出議案
第6号は即決することに決しました。 △採決 ○議長(
椿原俊夫
君) これより採決いたします。
議員提出議案
第6号
氷見市議会会議規則
の一部改正についてを原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(
椿原俊夫
君) 起立全員であります。よって、
議員提出議案
第6号は原案のとおり可決されました。 ───────────────────────── ○議長(
椿原俊夫
君) 以上をもって本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。明11日及び12日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
椿原俊夫
君) 御
異議
なしと認めます。よって、11日及び12日は議案調査のため休会することに決しました。 次会の日程を申し上げます。 明11日から12日は議案調査のため、また13日から15日は休日のためいずれも本会議を休み、9月16日に本会議を再開して、市政一般に対する質問並びに上程全案件に対する質疑を行います。 本日は、これをもって散会いたします。 午前10時38分 散会...
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